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水乃えんり
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水属缶
性別:
女性
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シスコンなハナビとヒナタを愛でつつ、ハナヒナ、ネジヒナ、キバハナ、ヒアヒザなど無節操なCPで、日向一族中心に小話など細々と…。
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【2025年05月03日11:27 】
|
小話の続き
なんか文章切れずに続いてしまった…ので、連続してアプしますー。
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『正しいペットのしつけ方』後半
「いいよっ…て、ナニがだよ。つか、アイツラナニやってたんだよ…」一体、ハナビはどんなモノを目撃したのか…キバの額にタラリと変な汗が流れる。先日体験した幻術の中で見たハナビの姿や刺激的なプレイが脳裏を過ぎる。「だって…キバってば、全然欲しい物とか言ってくれないから、せっかくのお誕生日にプレゼント用意できなかったんだもん。巻物とか忍具だって、もうありきたりだったし…」シュンと肩を竦めるハナビの姿に、キバは無意識に手を伸ばして小さな頭を撫でていた。黒髪の柔らかな感触が、固い指先に緩く絡まる。「だからってなあ…とりあえず俺は、ハナビの口から謝って貰うだけでよかったんだけどー」いくら親しい仲であっても、しっかりとした謝罪の言葉は必要だった。「ハナビが謝ったら、キバはもうプレゼントはいらないの?ハナビの事…怒らない?本当に許してくれるの?」涙で潤んだような瞳を大きく見開き、ハナビは、ずっと掴んだままだったキバの袖口を放し、改めてギュウッと逞しい腕にしがみついた。「キバ…ごめんなさい。もう、あんなコトしないから…」ハナビは、キバの服へ顔を擦り付けて小声で謝った。「…ああ、んじゃま…仲直りな…」耳の縁が赤らんでいるハナビを見下ろし、キバはポフポフと頭を撫でて苦笑した。まだまだ幼い恋人の精一杯のアプローチは、中々に魅力的ではあったけれど、五つ年上の沽券にかけて浅ましく劣情に流される訳にはいかなかった。「ああいうのは、もうちっとハナビが大きくなってからな…今は流石に犯罪クサイからマズイだろ?」軽くハナビをからかう口調で話しかけると、途端に腕の中の少女が機敏に反応する。「なんだ…やっぱりキバってば、その気になってたんだ?」先程までの涙目はどこへやら、ケロリと答えるハナビの可愛らしも憎らしい小悪魔顔を、キバはニヤリッと不敵に目を細めて見つめる。「欲情しない方がよかったか?この一ヶ月…マジでやばかったんだぜ。多分ハナビが傍にいたら抵抗されても無理矢理押し倒してたぞ…」熱く湿った吐息をハナビの耳朶へフッと吹きこむと、ボンッと火がついたかのような勢いで少女の首筋まで見事な朱色に真っ赤に染まった。「い、いいって言ってるのに…ハナビに手を出さないのはキバの方じゃない…」ツンと文句を言う照れた横顔を愛しげに見つめ、キバは大袈裟に肩を竦める。「その時になって泣くなよ?」少女の心と身体が満ちるまでもう少し…。
終
[2回]
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【2009年07月07日13:13 】
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