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【2025年05月03日10:14 】 |
七夕
キバ誕ですね~今日は八班サイト様巡りを強化してみようかにゃあとか思っております。とはいえ、大好きなネジ受けサイト様は、今だオフで忙しいらしく…更新はやっぱり夏までないのかな(しくしく)拍手連打してこようそうしよう。

んでもって、なんかキバネタ出るかなとホケラ~としとった訳ですが、出ないね。エロしか…あああ、自分どんだけ脳みそ腐れてるんだよオイ。たまには、切なく良い話とかさ~こうっキバハナも良いかもとか誰かに思って貰えるようなほのぼのが書きたいのに。ま…無理か。所詮は辺境のマイナーカプサイト。二度以上閲覧しに来てくれる方は、だいたい水乃さんの嗜好を生暖かく見守ってくれる心の広い方だろうし。
とりあえず、なんか文章を打ち込んでみるべさ。

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『正しいペットのしつけ方』

「キバ~。まだ怒っているの?」爽やかな初夏の涼風が吹く7月。心地よく肌を撫でる風の流れに眼を細めながらハナビは肩まで伸ばした黒髪をサラリと揺らして、傍らに立つ長身の主を仰ぎ見た。「ねぇってば。せっかく久しぶりに逢えたのに、そうやってずっとダンマリなの?」不満げに眉をしかめたハナビは、未成熟な少女の薄い胸をフウッと深呼吸して膨らませると、焦れたようにその白い手を伸ばしてキュッとキバの袖口を掴む。「もう一ヶ月も前の事じゃない…」不機嫌なオーラを出してソッポを向くキバの態度に、ハナビは丸く可愛らしい頬をプクリと膨らませて文句を零す。「キバの意地悪…」ムウ…と拗ねたように俯くと、キバが漸く口を開いた。「あのなぁ…意地悪なのはどっちだよ。ったく、あんだけのコトやっといて、ゴメンナサイの一言もないっつーのはどうなんだよ?んっ?」文句を言いたいのはこっちの方だぜ。と鼻にシワを寄せて、キバが盛大に溜息を吐き出す。「だって…あれは…」居心地悪そうに視線を下に向けたまま、ハナビは唇を尖らせてモゴモゴと言葉を濁す。「ゴメンナサイは?ちゃんと言えるまで、逢うのも話すのもお預けだかんな」いつになく厳しい態度でハナビに接するキバの口調は、冗談ではなく…実際この一ヶ月というものキバの任務があったとはいえ、ハナビへの連絡を一切絶たれていた。普段ならば、仕方のない事と軽く流してしまうハナビだったが、流石に今日のこの日は無視できなかった。だから、無理矢理にキバを捕まえてこうして傍にいるというのに…キバの分からず屋。「謝ったって許してくれないくせに…どうせキバは、お子様の悪戯でおちょくられたって怒ってるんでしょ?」ハナビがどんな気持ちであんな事をしたかなんて、鈍感なキバはどうせ分かってくれない…。小さく呟いたハナビは、キツイ視線をユルリと潤ませ白い瞳を泣きそうに歪ませる。「理由はもう聞いた。だけどなハナビ…ヒナタもそうだが、ネジと俺が受けた体験は正直謝ってすむ話じゃねーんだぞ?ネジのヤツは…まあ、ヒナタも反省してたからってもう許したみたいだけどよ…」バリバリと面倒臭そうに話すキバを、上目使いでチラリと仰ぎ見たハナビは、すべらかな色白の顔をほんのり赤らめた。「キバは、ネジが姉上にしたみたいに…お、お仕置き…とかはしないの?」「へっ?」ハナビの発言に思わずキバは間抜け顔を晒す。「今日キバの誕生日だし…い、いいよ…」

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【2009年07月07日11:51 】 | 日向小話 | コメント(0) | トラックバック()
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