忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025年05月02日23:24 】 |
リハビリ2
いかん…毒を吐き足りないらしい水乃さん。続けてリハビリ小ネタ書いていいですか?って、今度も暗いやも。こないだ書くの我慢してた暗い痛いヒナタ様なので、嫌な予感がする方は読んじゃいやーん。何でも大丈夫っすよ~て方のみどうぞ。

『欲しいのはアナタ』

「ネジ兄さん…好きよ。」そう言ってヒナタは、照れもせず真っすぐな瞳で微笑み、そのほっそりとした指先をネジの首筋へのばし柔らかく絡めた。「ネジ兄さんの肌…綺麗。怪我だってしてるはずなのにね。傷ひとつ残っていないキレイな顔…。躯もそうなのかな?」ヒナタは、クスクスとからかうような笑い声をあげる。「天賦の才があるのよね。ネジ兄さん?強くて賢くて美人で…それに優しい男の人なんて誰もが羨む恋人候補だね」「…でもね」ポツリと呟く。「ネジ兄さんが、兄さんでよかったと思う反面、憎らしくなるコトがあるの」「何故ネジ兄さんは、私の従兄なんだろう。どうして私は女に生まれたんだろう…って」「逆だったらよかったのに──ってね。考える時があるのよ。勿論、ネジ兄さんが宗家で私が分家でって場合も考えたけど、そうじゃなくてね」「私が男で、ネジ兄さんが女だったら…って」「そうだったらきっと…もっと抵抗がなく一緒になれたのにって…」「自分にもこんな馬鹿なプライドがあるとは知らなかったわ」「ネジ兄さんが、お父様に認められようと…宗家に相応しく為ろうと努力してくれているのは頭では分かってる。でも私──本当に欲しいものは、自分の力で手に入れたいみたい」「ネジ兄さんが迎えに来てくれるまで、ただ待っているだけの私でいたくないの」「だから──ね?ネジ兄さん、愛してる。貴方のすべてを私に捧げて」



意味不明~なヒナタ様になってもうた。これリハビリだから。うん。リハビリリハビリ…(遠い目)

拍手[1回]

PR
【2009年10月15日14:58 】 | 日向小話 | コメント(0) | トラックバック()
コメントの投稿













トラックバック
トラックバックURL

前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]