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【2025年05月02日23:04 】 |
リハビリ
どーにもこーにも妄想エネルギーの方向が、書く方面に向かないので…献上するのはもうちょっと放置して、とりあえず自分課題として少年ハナビとかハナヒナとかヒアシたまとかヒザシパパンとかでテンション上げてみようかなと。

先月はこのサイトの開設月だったとかいうのは…忘れていた水乃です。毎年やってた耐久更新はまあ…リハビリしながらこれからボチボチ。
『目にいれてもイタクナイ?』

日向宗家に二人目の子供が生まれた。赤ん坊の名は、ハナビ。待望の男子ではなく女子であったが、ヒアシ様は、小さな娘にそのように名付けたそうだ。それはヒナタ様に妹が出来たというコトで…。五つ離れた妹の存在に彼女は何を思ったのか。

ネジからすれば六つ離れた従妹。親族への初顔合わせの席に招かれ見た赤子はあまりに小さく。ま白いおくるみから覗くほんに小さな手に短い指の先にしっかり爪があるのに驚いたり、まだ見えぬはずの目は、パチリと瞼を開ければやはり受け継いだ白眼の色で。否応なしに濃い日向の血を思いしる。ネジは、新しく出来た繋がりに、なんとはなしに居心地の悪さを感じた。

一緒に同席したヒナタへ視線を向ければ、少し離れた場所からはにかむような眼で見返してくる彼女がいた。
「妹が出来たの…ネジ兄さん」
そう呟く声が聞こえてきそうな嬉し気な少女の表情に、ネジは鋭い傷みを覚えて憮然と目を逸らし…暗く心の中でこたえた。
「よかったですねヒナタ様。お生まれになったのが弟。ではなくて…。生憎、私にはもう家族が増える機会などないのでそのお気持ちはわかりませんが、ヒナタ様のお立場がこれ以上お悪くならないコトをお祈りしておきますよ」

ネジの冷えた視線の意味も、その気持ちなど知らず…ヒナタはまた、楽しそうに口許へ優しい笑みを浮かべ小さな妹をあやし見つめている。今はまだ力無い赤子。だが。生まれ持って得た血継限界の力。白い瞳の能力に優劣が付けられるまで、存分に可愛がって差し上げなさい…ヒナタ様。


って、くっらーーいネジ兄さん!偏屈な頃のネジネジ。う~んどうだろ?リハビリ失敗だ…けどまあ消さずにアップしときます。

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【2009年10月15日13:38 】 | 日向小話 | コメント(0) | トラックバック()
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