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水乃えんり
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女性
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シスコンなハナビとヒナタを愛でつつ、ハナヒナ、ネジヒナ、キバハナ、ヒアヒザなど無節操なCPで、日向一族中心に小話など細々と…。
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【2025年05月05日12:51 】
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ヒアシ事件簿①
先日の話しです。休日の午前中に買い物をすませた水乃さん。
ウイロウを購入し、三時のおやつに家族で食べようと、とても楽しみにしていたんです。
お昼をすませ、旦那は早くも昼寝。
うーたんは、遊びたりないらしく、パパにチョッカイかけながら部屋でオモチャをばらまきイタズラ中。
そして私は、夕飯のオカズの生スルメイカを下拵えして、里芋を下茹でし、コトコトと煮ておりました。
ふと…気が付くと、うーたんが、居間で何やら楽しげに独りお喋りしている気配が…嫌な予感がした水乃さん。
そっと部屋を覗いた瞬間、絶句。
哀れ…母の楽しみにしていたウイロウが、うーたんの手で指で、無惨にもこねられ粘土と化しておりました。
声もなく怒る母。
その後、母はあまりにも腹に据えかねた為、息子を昼寝中の旦那に押し付けて、新しいウイロウを買いにプチ家出。
水乃さん、食べ物の恨みは、子供相手でも我慢ならなかった模様。
そして出たネタが、以下の小話であります。
ご興味のある方はどうぞ~
霙まじりの雪が舞い散る風の冷たい二月のことでした。
その日、ヒナタ達は里外での短期任務を終え、木の葉の里へ帰還している山道の途中でした。
「あークソッ! さっみいな…また雪かよ」
軽快な足取りで先頭を切って歩いていたキバが、鼻に皺を寄せ、ブツクサと文句を溢した。
「情けない声を出すな。キバ。忍たる者、この程度の悪天候で、弱音を吐くものではない」
後続で歩いていたシノは、降りしきる雪を気にするでもなく、泣き事をもらすキバに淡々とした口調で答えた。
「この降りなら、今日はまだ、雪は積もりはしない」
スッポリと全身を隠すコートを着たシノが、天候を読むように目深く被ったフードの奥から、キラリと黒いサングラスを光らせた。
「あったり前だ。積もる程の吹雪きになったら、こんな山道冗談じゃねーぞ」
ガリガリと乱暴に頭をかいてキバがぼやいた。
「こう何回も降ったり止んだりが続くと、地面がぬかるんで泥だらけになっちまうから嫌なんだよ。里に着いたら、また赤丸洗ってやんねーと…」
横を歩く、幼い頃から忠実な相棒の姿を見上げたキバは、本来白いはずの巨体がところどころ黒い斑点模様になっているのにため息を吐いた。
「…クウン」
申し訳なさそうに赤丸が鼻を鳴らすのを聞いたキバは、なだめるように忍犬の首を軽く叩く。
「ワリー赤丸。お前の体を洗うのが嫌なわけじゃないぞ。ただ、あんまり雪ばっかじゃ、飽きるっての」
「うん。今年は雪がよく降るね。里も少しは積もったのかな?」
最後尾から付いて来ていたヒナタが、ほんわかとした声で呟く。
「明日のバレンタインは、任務もお休みだし、今年も妹と手作りチョコレートに挑戦しようと思うんだけど、上手に出来たらキバ君と赤丸君とシノ君にも、プレゼントするね」
ヒナタは、ニコリと笑うと、帰ってからでも皆に渡す分の準備間に合うかな…と、少し心配そうに小首を傾げた。
「んじゃま、早く帰って報告しちまおうぜ!」
そんなたわいもない会話をひと区切りさせ、肌を刺す寒さが、自然に皆の足を急がせていた。
後ひとつ丘を越えれば、里の門が見えてくる…ちょうどその時。
「ワン!」
唐突に赤丸の警戒する鳴き声が上がった。
「誰かこっちに向かってくるな…ヒナタ!頼む」
嗅覚の鋭い赤丸が、真っ先に人の気配を察知し、キバがすかさずヒナタに指示を飛ばす。
「う、うん」
頷いたヒナタは、素早くチャクラを視神経へ集中させ白眼を発動させた。
白眼の能力のひとつ…遠視の術で、慎重に前方を確認する。
「…あれ?なんでだろ…ネジ兄さんが、一人こっちに向かってきているよ」
見知った顔を見つけたヒナタは、キョトンと驚いた表情で仲間に報告した。
「は?ネジかよ?」
※つづく
[1回]
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【2008年02月13日13:55 】
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