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【2025年05月05日00:11 】 |
そして続きのオチ
文字打ち込み制限という携帯の罠。前のやつ確認してないけどアップできてる…よね。
言い切ったネジは、自分の中に閉じ込めた柔らかな体を、ゆっくりと味わうよう抱きしめる腕に力をこめる。「ネジ兄さんーちょっと…その…胸が…苦しいです」甘やかに息をあげるヒナタの抵抗する言葉に、ネジはクスリと笑い悪戯っぽく囁く。「ダメです。先に意地悪な事を言ったのはヒナタ様でしょう?もう少しだけ、このまま…」押し付けられた互いの体を一部の隙間なく密着させ、ネジはヒナタの温かな感触を貪る。「生きて傍にいる─それだけで十分なはずなのに。…不思議ですね。貴女といると、もっとそれ以上の物が、貪欲に際限なく欲しくなる」ネジは、自嘲気味に呟くと、悩ましく吐息を漏らす。「ネジ兄さん?」不思議そうに瞬きするヒナタの瞳を、ネジは見つめる。「今夜は、貴女の顔だけ見て帰るつもりだったのに…ヒナタ様があまりにも寂しそうでしたから、つい虐めてしまいました」寂しい気持ちを繕う暇なく、貴女自身の心のまま迎えて欲しい。そんなたわいもない男の独占欲。「だからって、あんまり意地悪は嫌です。私…本当に驚いたんですからね。ネジ兄さん…」拗ねた言葉は、柔らかな口づけに優しく飲み込まれ、熱に浮かされたように流されていく。「お帰りなさい。ネジ兄さん…ありがとう」甘く上気した吐息に、途切れ途切れの言葉でヒナタは愛しい恋人へ囁く。「ただいま。ヒナタ様。メリークリスマス…」そして、秘めやかな恋人たちのクリスマスの夜は更けてゆく…。



オマケ



「ヒナタ様…まさか、このケーキを全て食せと?」引き攣る口元を、ヒナタには悟られないよう慎重に動かし、ネジは唸った。「だって、せっかくネジ兄さんがきてくれたんだもの、明日じゃ生クリームも味が落ちちゃうし、ね。美味しく出来たから一緒に食べよう」ニコニコと嬉しそうに微笑むヒナタが、フォークに苺と生クリームをのせ、ネジの口元までケーキを運んでくる。「ネジ兄さん。はい、アーン♪」ヒナタは、可愛らしく唇を開けてみせ、かいがいしくネジの世話をしながら、恋人たちの甘い行為をとても楽しそうに満喫した。


そんでもって翌日ネジは、胸焼けするといい(笑)そしてハナビにケーキの恨み~と逆恨みされてればいい。何気にヒアシ様は気をきかして席を外したとかだとなおよし…決して洋菓子に臆した訳ではなく!では、久々の小話は以上でっす。あ~明後日はヒナタ誕生日だよ書けるかなあ?ま、期待してる人はいないだろうし自給自足でいきましょう

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【2008年12月25日21:56 】 | 日向小話 | コメント(0) | トラックバック()
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