水のお魚

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【2025年05月05日03:17 】 |

そのポイントと致しましては、やはり髪の毛をアップにして見えるうなじとか、襟の合わせめとか、袖からチラと覗く細い手首とか、小さな歩幅で道行く姿とか上げればきりないわけであります。
ちなみにコレを、ヒナタ様とハナビたんに当てはめると、それぞれ甲乙つけ難い少女の魅力が悶々と漏れて参ります。…水乃さん、久々にオタク脳が活性化中。

え～では、久々の小話をば。
もう誰も日記読みに来てないでしょうが、一応注意を促しておきますね。以下は妄想の産物です。あくまでも二次の創作ですよ。

【浴衣―ヒナタの場合】

「ヒナタ様の浴衣姿？」

唐突な質問に、思わず鍛練途中の手を休めたネジは、生真面目な顔で考え込むと、なんとはなしに一つ年下の従妹殿の優しげな顔と、湯上がりの浴衣姿を思い浮かべた。

「……」

湯につかりほんのり桜色に上気した頬の色と、まだ少し湿った藍色の髪の艶っぽい光り。柔らかく肉感的な彼女の肢体を包むのは、ただ一枚の薄い絹布と、手前に引けば、ほどけてしまいそうな頼りない帯ひとつ。
そのまま、無防備に立ち尽くす彼女を腕の中へ抱きとめれば、瞬時に赤く染まった肌から芳しい香りと、甘く潤んだ薄紫の瞳が、溢れんばかりにネジの心と体を支配し満たすだろう。

「ネジ兄さん…？」

深く眉間にシワを寄せて沈黙する従兄の反応に、何気無く質問を投げたヒナタ本人は、戸惑ったように小首を傾げつつ、ネジの顔を見上げた。

「あ…あの…今年の夏祭りに着ていく浴衣を新しく仕立てるのに、どんな柄がいいかなって…ネジ兄さんの意見を聞こうと思ったのだけど…。なんだか、私事で困らせてしまったみたいでごめんなさい」

ヒナタの声を聞いて、長い熟考から醒めたネジは、クスリと微笑みを浮かべた。

「いえ。あまり女性の衣服に詳しくないものですから…、お待たせしてすみません。ヒナタ様が、こうして私の意見を聞いて下さるのは嬉しいのですよ」

シュンとうなだれるヒナタを、いつになく熱っぽい視線で見下ろすネジの真意に…ヒナタが気付くのは、もう少し先のお話し…。

え～コネタです。
浴衣エッチは夏のおたのしみシチュっつー事で、脳内保管中のネタを少し書いてみました。本編も書きたいけど、次はハナビたんかな？

続く

[3回]