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水乃えんり
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シスコンなハナビとヒナタを愛でつつ、ハナヒナ、ネジヒナ、キバハナ、ヒアヒザなど無節操なCPで、日向一族中心に小話など細々と…。
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【2025年05月05日03:05 】
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キバおたおめ
七日は七夕です。キバくんと赤丸ちゃんのお誕生日です。
とりあえず、何かやりたいので実家にいるうちに書いてみる。今度は、キバハナで浴衣ネタ。でもキバヒナも好きカプだったり、キバネジも好物だったりする…いや読む方であって、ここでは書かないよ?
声援あれば、ちょっとその気になっちゃいそうだけど、とりあえず自家用萌え補完優先で!
ああ…誰かキバとハナビたんの絡みに嵌まって作品書いてくんないかな。
【浴衣萌え一ハナビの場合】
夕方から降りだした雨の音は、時を追う毎に激しさを増し、大きな雨粒がバタバタと屋根へ叩きつけられている。薄暗くなってきた室内から、遠雷の稲光にじっと耳を澄ませていたキバは、諦めまじりのため息をひとつ漏らし、自分の背後にピタリと隣りあう少女を振り返った。
「やっぱ無理だってハナビ…。この勢いだと、雨は当分やまねーぞ。いい加減諦めろよな」
キバは、自分より一回り小さな頭を見下ろして、駄々をこねる幼い子供を宥めるように話し掛けた。
「ヤダ…」
ハナビは、ふて腐れたように口答えすると、キバの背中にへばり付いたまま頑として動こうとしなかった。
「ったく…しゃーないだろ。こんだけ降ってりゃ、今夜の花火大会は明日に延期されるだろうし、無理して縁日行ったって濡れるだけだろが? それじゃあ、せっかくの浴衣が駄目になっちまうだろ?」
新しく仕立てたばかりの浴衣を着て来たハナビを思いやってのキバの発言だった。だが、その言葉を聞いた途端、今日の夜祭りを楽しみにしていたハナビの機嫌は、ますます悪くなってしまった。
「ヤダっ! 今日じゃないと意味がないの! それに明日じゃ、キバと一緒にお祭り行けないじゃない!」
ハナビは、綺麗に結い上げた髪が乱れる勢いでブンブンと頭を横へ振った。
「しゃーないだろ。明日は任務が入ってんだよ。いつまでもガキみたいな意地張ってないで、今日は雨なんだし諦めろや」
キバは軽く肩を竦めて、駄々っ子になってしまった小さな恋人の顔を覗きこんだ。
キバよりも五つ年下なだけに、ハナビの身体は線も細く、小柄で、まだまだ幼さを残していたが、不思議と浴衣を着た姿は艶めかしく、普段はおろしている長い髪をまとめた横顔は、男心をそそる魅力があった。
「まあ…ハナビがどうしても行きたいなら付き合うけど、そんな薄い布だと、濡れたら透けて見えるんじゃねーの?」
キバは、さりげなくハナビの肩へ手を伸ばすと、あらわなうなじから背中にかけてソロリと撫で下ろし、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
「キバのエッチッ! そんな簡単に透けるわけないでしょー!」
猛烈に抗議する紅潮したバラ色の頬に、キバはキスをひとつ落とす。
「んなに怒るなって…ハナビ。祭に付き合えなくて悪いな…。俺としては、ハナビの可愛い浴衣姿が見れたし十分だよ」
柔らかな頬の輪郭を、指先でなぞるようにくすぐりながら、キバは、悪戯っぽく目を細めて笑った。
「本当? 可愛い?」
珍しくキバの褒め言葉を耳にしたハナビは、さも驚いたという表情でくるりと目を丸くしてみせた。
「マジで可愛いよ。…脱がせるのが勿体無いくらいーってっ、痛テェ!」
ニヤニヤと楽しげな笑いを浮かべて喋るキバを、ハナビは動きにくい浴衣を物ともせぬ素早さで容赦なくどついた。
「キバのスケベ!」
ハナビは、ムードのない恋人の発言に、ムウッと頬を膨らませた。
拗ねてソッポを向いてしまったハナビを、キバは、嬉しげに腕を伸ばして背後から抱きしめる。
「からかってる訳じゃねーぞ。今日のハナビは、すげえ…そそるよ」
キバは、ハナビの細い首筋に顔を埋めながら、甘いシャンプーの香りがする髪の匂いを嗅いだ。
「他のヤツには見せたくねーな…」
ボソリと呟く低い声に、少なからず男の独占欲と、欲情の色が滲む。
「バカ…。さっきは、子供っぽいってからかったクセに…」
ハナビは、肩にまわされたキバの熱っぽい腕の体温と、背中にかかる心地よい重みに、照れたように頬を赤らめる。
「サンキュウな…ハナビ。来年は、晴れるといいな…」
「ん…誕生日おめでとう…キバ」
雨の降る七夕の夜のお話…おしまい。
で、調子に乗ってハナビの浴衣を脱がしたはいいけれど、宗家を出た時と同じような髪型に直せなかったり、浴衣の着付けに苦労するといい…。
んで、またハナビに怒られるキバとか…いっそ、キバの服を借りて帰って、ヒアシ様やヒナタに見つかって、気恥ずかしい気分で軽く気まずくなるといい。
あ~やっぱコレは、ネジヒナの浴衣ネタと併せて本番まで書きたいよ。
つか、本当は、これが前ふりで本編は、お祭りの日に野外でエ…なんだけど(げふんごふん)
こんなキバハナカプなんてたまには如何でしょうか?
[2回]
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【2008年07月07日00:30 】
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