日々のネタなどをメモ書き中
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年末から鼻水垂れていたうーたんの風邪が、正月三が日で家族全員に感染した模様。
私も久々に喉痛いし声がらがらだし…にゃこたんに至っては、鼻水ズルズル出てもまだかめないから、泣いた拍子に鼻提灯が…そりゃあ見事に二つの鼻穴からピルピル出たり引っ込んだり。 思わず動画で保存しようと考えた母だけど、さすがに旦那が怒りそうだからやめときました。 で、まあ病院行くか~ともダルイ身体で考えながら、熱ないしな…行ってもきっと正月休み明けで混んでて待たされて、体力削られるのは勘弁だよな~とグダグダしてたらお昼になって、昼ご飯食べたらお昼寝時間で終了してました。 まあ、うーたんも冬休み中だし家でゆっくり治しましょう。 そんなこんなで、次のお題は書き上げらんなかったので、また余力が出てきたらぼちぼちアップしていきますね。 |
正月初めは、家族で双六と、トランプ…そして昼寝をして終わってしまいました。
まあ、うーたんが鼻水と咳でてるし、外は雪が舞ってるしさ…なんか旦那はP3Pやり込んでるしで、空いた時間に最初のお題をちらっと書いてみました。なんかちょっと違う気がするけれど、まあよしとしましょう。 年末は実家にいた間に、もやしさんの絵チャットへ乱入して、ちゃっかりハナビを描かせて貰った水乃であります。もやしさんの描くハナビは、可愛い可愛いさらいたい…発言と鼻血とかかいて…怯えさせてしまった模様。…どんだけですか水乃さん(遠い目) しかし、もやしさんのハナビは癒されるなぁ。 また、機会があったらご一緒させてくださいませ~と、こそこそラブコールをば。 拍手ぱちぱちありがとうございます。 >年女さん ヒアシへのご声援ありがとうございます!親父好きな方が、遊びに来てくれている…なんて心強いんでしょうっ!気力が続く限り更新しますので、またよかったら遊びに来てくださいませ。コメントありがとうございました。 さて、今日もいっちょ頑張ってみましょう。 |
まだ、日向の双子が幼かった頃のお話し──。
新年早々。寒稽古と称してヒアシとヒザシ兄弟は、まだ空の暗いうちから寝所を抜け出して初日の出を見に行く算段をしていた。 「兄さん…年始の挨拶が終わるまで、屋敷から離れない方がいいんじゃないかな…」 眠たげな子供の声が、ヌクヌクと温かい布団の中から内緒話しをするように小さく囁く。 「朝日なんて毎日見てるんだし、初日の出だって屋敷から見れば十分だよ…」 あまり乗り気ではないらしいヒザシの言葉を、ヒアシはニヤリッと悪戯っぽく笑い弱気な弟を一蹴する。 「なんだヒザシ。今年の干支は寅だぞ。元旦の朝、昇る太陽の光と共に新しい年神を『一番』にお迎えする御利益をむざむざ見逃すのは勿体ないだろう?」 ヒアシは、ゴソゴソと自分の枕を抱えよせ、エイヤッと狙いあわせて弟の寝ている辺りの暗がりへポスンと投げる。 「やめてよ。兄さん…やっと眠くなってきたのに。自分が眠れないからって、僕まで道連れにしないでよね。もうっ!」 どうやら命中したらしい枕を、ポンッとヒアシに投げて返しヒザシは文句をこぼす。 子や丑年の時には、それ程熱心ではなかったヒアシが、何故か今年に限って妙に張り切って初日の出を見に行こうと誘ってくる。 「兄さんが行くなら、ついて行くけど…父上に見つかったら、お叱りを受けるんじゃないかな…」 う~ん。と眉根を寄せたヒザシは、優し気な目元にしばし躊躇する光りを浮かべていたが、最後には兄の意向に添うカタチでコクリと頷いた。 「見つからなければいいのさ。万が一、他の者に見咎められたら、今年最初の手合わせをしていたとか言っておけばいいだろう?たまたま元旦にする早朝の稽古ならば誰も文句はつけまい」 ふふん。と自信一杯な笑顔でヒアシは、弟に言い含める。 「…ムリがあると思うけどなぁ…まあ、その言い訳でも仕方ないか」 時々、変に頑固になる兄を見つめて、ヒザシは、ふーと呆れたように肩を竦めた。 「じゃあ、そろそろ出掛けないと…空が白らんでからじゃ、人目につきやすいし、朝日を見たらすぐ帰ってこないとね」 慎重な面が多いヒザシだが、一度気持ちが決まると、途端に行動が早い。ヨイショと布団を抜け出したかと思うと、素早く防寒着を身につけ、さも二人の子供が眠っているかのように掛け布団を細工してしまった。 「ほら…兄さんも、もっと厚着していかないと、外はかなり冷えますよ?」 冬の夜空の下を出歩くには、呆れる程薄着の兄を急かして、ヒザシはテキパキと手際良く身支度を調えてやる。 「なんだ…やっぱりヒザシも乗り気だったんじゃないか…」 ヒアシが、憮然とした表情で眉間にシワを寄せて弟を睨む。 「兄さんに付き合ってあげるだけです。さあ…そっと気配を消して出ますよ?」 ヒザシは、唇に人差し指を当ててシーと合図してみせてから、渋い顔をしているヒアシを見てクスリと小さく笑った。 「はいはい…分かってますよ。兄さんの考えそうな事は──父上には内緒ですね。早く行きましょう」 ヌクヌクとした真綿の布団を空にして、キンと冷えこむ外気にその身をさらす。そして、まだ日の昇らぬうちに双子は喜々として屋敷を抜け出したのだった。 同じ日に、同じ母の腹から生まれた一卵性双生児。同じ顔、同じ声…けれど異なるその性質。誰よりも近しい互いの魂と、肉体とが、まだ同じ道を歩んでいた頃の──今はもう遠い昔の…。 |